「勝手にブックフェア」実は開催2回目。
去年の夏、お店がオープンしたと同時にやっていたのですよ。
何をするって訳でもないのですけどね、
去年は、「貸本屋ヒカリネコ」から選んだ本で感想文を書いて
それを読んで盛り上がる、という地味且つ滋味な会でした。
本はいつだってそばにあるけれど、
なぜか夏から秋の夜長にかけてのこの時期、
「本を読みたい。」と思ってしまうのは、
私もヨンダパンダの術中にはまっているのでしょうか。
「勝手にブックフェア」開催中につき、
「勝手に推薦図書」のコーナーを不定期更新することとします。
まずは、この一冊。
「朝の少女」
ずいぶん前に読んだ本ですが、
今、この時代に読みたくなって再び手元に。
灰谷健次郎さんが翻訳している「児童図書」に分類されるようですが
最後に何とも言えない結末が待っていて、
大人が読んで、考えることの多い本です。
今、5歳の息子に寝しなに読み聞かせしていますが、
エピローグだけは読まずに、本人が自分で読んで考えられるようになるときまで
とっておこうかな、と私は考えている。
※「貸本屋ヒカリネコ」から長きに渡って本を借りている、というお心当たりのある方は、
気が向いたら本を返しがてら遊びにきてください。